『わかる』ハシモト会長かく語りき 第13話 こころの叫びが火ぃつけたんならおもろいやないか


『わかる』ハシモト会長かく語りき

第13話  表の人生やろうや「こころの叫びが火ぃつけたんならおもろいやないか」

そのことは、社内新聞に出て話題になったそです。

それから、エクセーヌはすばらしい商品へと成長され、世界中で売れるようになりました。

今では、自動車や飛行機のシートにも使われてますな。

私がそうしたと言っているわけではないですよ。

ただ、私の心の叫びが火をつけるきっかけになったとすれば、そら嬉しいことですなぁ。

まぁ、勝手なことばかり言うてきましたが東レは、うちのような小さな会社でも、未だにお付き合いをしてくれてます。

ありがたい話ですわ。

(つづく)


この連載について

「革っちゅうもんはなぁ、、、。」本物の革とは、商売とは、人間とは?
クアトロガッツを始めた頃に革屋さんではじまった人生談義。
それがハシモト会長との出会い。

80歳を超え、戦後からの日本を生きてこられてきた中で培われたその稀有な人生哲学と大阪ならではの人情味あふれる人柄。

「そや、ここに紙があるやろ。俺らは今までこの紙の裏をやってきたんや。いっぺん表をやろうと思うんや。」

珠玉の言葉を噛み締めていただければと思います。
毎週日曜日の夜21時に連載中。

『 わかる。ハシモト会長かく語りき』 に寄せて(クアトロガッツ 中辻)