小さいふ。


滋賀県の琵琶湖の湖畔沿いにある佐川美術館。

美術館自体ががまるで水の上に浮いているように思わせる建築になっていて、自然の中にいるように時間がゆっくり流れていきます。

作品を見て、喫茶店でコーヒーを飲んで、心地よい時間を過ごせました。

ここでの見所は日本画家平山郁夫さんの作品です。

原爆で被爆された経験から平和と共生の哲学を求めるその生涯の道のり。

仏教伝来とシルクロードを巡る旅を描いた、数メートルもある一連の作品を一度に見ることができるのは圧巻です。

その中でも最も大きな作品が1990年代に訪れたサラエボの様子を描いた作品です。

悲惨な戦火で荒廃した町で子供たちの瞳が不思議と輝いてるのを目の当たりにした光景が描かれています。蓮華に花が泥の中から美しい花を咲かせるように、芸術もまた浄化でなければならないと自身の原点である平和の願いをキャンバスに描いた作品だそうです。

平山郁夫さんの作品以外にも、別棟「樂吉左衞門館」にもブロンズ像や茶室の展示もあります。

オススメです。