小さいふ。


手塚治虫の描いたメッセージ

#10 愚か者は誰なのか “普通の市民

手塚ワールドとクアトロガッツのコラボ小さいふ。第一弾「ブッダ」第二弾「鉄腕アトム」の小さいふが誕生。
マンガのキャラクターの生みの親である手塚治虫が伝え続けてきたこと。それは生命の尊厳というテーマでした。
地球を守りたい、生命を守りたい、子どもたちの未来を守りたい。年月を経て一層輝きを放つ手塚治虫のメッセージに今一度耳を傾けたいと思います。


悪らつな権力者、 政治家の存在。
でもそんな状況を支えている僕らなのかも知れない。
アトムは命がけで地球を守りました。
緑と命に満ちたガラスの地球を大切にして、仲良く争いのない平和な未来をつくりあげていくのは私達です。
手塚治虫は現実に目をそらさず、そっぽを向かないことから平和は始まると語っています。
未来をつくりあげていくためには無知で愚かであってはダメなのです。


「自国の民を平気で弾圧している悪らつな権力者、 政治家も、問われれば、涼しい顔で“緑は大切だ、動物を保護しよう、生命は大切にしよう”と言ってのける。でも、ぼくがもっと悲しく思うのは、権力者ばかりでなく、僕らのような普通の市民が案外こんな状況を支えてしまっているような気がするからなのです。」

(『ガラスの地球を救え』より)


 

つづく


(C)手塚プロダクション / 講談社

※手塚治虫の「塚」の字は、正しくは旧字体(塚にヽのある字)となります

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クアトロガッツ/WEBスタッフ
編集/文 中辻晃生 楠戸達也