ちょっと賢い革のお話 第2話 「革と地球の話」

小さい財布の小さいふ。


前回に引き続き革のなめし方にはどんな種類があるの?
というお話をします。ニコニコ

浅草の職人曰く

本物の革かどうかは噛めばわかる」

 本物?

というのは、使っていくと艶がでて飴色になる

植物性タンニンなめしのことなんですね。
ヌメ革と呼ばれる革もこれにあたります。

Q 植物タンニンなめしでない革というのは
どんな革なんでしょうか?

A クロムなめしという化学薬品であるクロムを使ってなめした革が
一般的に多く使われています。

クロムなめしの革は 吸水性が低く水をはじきやすい、耐久力がある、
比較的熱に強い。タンニンなめしに比べ、革をなめす工程が少なく
コストが安い。傷がつきにくく扱い易いという点が利点があります。カバン

しかし革の表面は染色でなく、塗料を吹き付けているものも多く、
革ジャンやバッグが使うとひび割れてくるのは実はこの塗料が
ひび割れるからなんです。

クロムなめしはタンニンなめしに比較すればエイジング(艶出し)、
使用していく経年変化の風合いは違いますが柄、模様や
型押しなどには良い革です。

他にはタンニンとクロムの両方でなめしたコンビネーションなめし
(合タン)という革もあります。

 革と環境問題

実はクロムなめしの革は断面が青く、火をつけて燃やすと
青い炎になります。
これはクロムの成分によるもので、燃やすと6価クロムという
有害物質が発生します。

そういう問題もあり、環境問題が注目される昨今では
タンニンなめしが見直されてきています。霧

クアトロガッツで使用しているヌメ革を創っている栃木レザーは
排水処理には薬品を使わず、汚水を再利用できるよう肥料として
登録しています。

植物タンニンという自然素材を使用しているからこそ可能な
リサイクルを実現して自然との共生も心がけているんですね。みずがめ座うお座

農耕革命、産業革命、IT情報革命などに続く現代の革命が
ECO環境革命だと言われています。走る人

古来インドよりシルクロードを通って日本に伝わった仏教にも
何千年も前から自分と環境は一体だという考え方がありました。

自分の日々の行動のサイクル、積み重ねが、今の自分のいる環境を
創り上げるといいます。同じように、今の自分の行動で
未来にある環境を良い方向へと変えられるんですね。ひらめき電球

環境に配慮するということが自分たちにとって良いことだと思えば地道なことですが
やっていきたいですね。あし

かたつむり

Comments

comments

このエントリーをはてなブックマークに追加